
まず治療を受けたい理由・悩み・要望をよく聞いて、今の歯の状態とインプラント治療を行うために不可欠な条件が全てそろっているかを確認します。
これまで治療されてきた歯の歴史について伺い、虫歯・歯槽膿漏・歯周炎の有無・粘膜や骨などを調べ、口腔内の状態を把握します。
口中全体撮影できるレントゲンと場合によってはCTスキャンで口腔内全体の骨の形や量を立体的に把握します。診察と検査をして基本的な治療計画を立てます。
![]()
![]()
治療は減菌した治療室、あるいは無菌の治療室で器具や施術者も十分消毒して、感染源を排除して行います。まず麻酔を施します。麻酔は表面麻酔や電動麻酔を使用することで全く痛みを感じることはありません。場合によっては麻酔医が立会います。
![]()
麻酔が効いてきたら、歯肉を切開して、歯槽骨を露出させます。ドリルを使ってその骨に孔をあけ、インプラント(フィクスチャー)を埋め込み頭部にカバースクリューという部品を装着します。最後に歯肉を縫い合わせて、第一次治療は終了します。
![]()
治療後、歯肉や頬が腫れることがありますが1週間ほどで元の状態に戻ります。氷で顔を冷やすとほとんど腫れません。第二次治療までの治癒期間は、2~6ヶ月ほどです。この期間に骨の治癒が進み、インプラントとの結合が固定されていきます。(最近は症例によって、その日に完成する方法もあります)
![]()
7~10日後には抜糸を行いますが、その後の通院は基本的に必要ありません。まだ治療した部分は完全に安定した状態になっていないので、この期間はなるべく柔らかい物を食べていただきますが、数本入れただけなら普通の食事をしてもかまいません。
![]()
![]()
![]()
まず型取りをし、アバットメントの装着された口腔内の模型を作製し、上下顎の噛み合わせの位置取りを行い義歯をつくります。
![]()
次に実際に使ってもらい、噛み合わせの状態を調整していきます。1・2週間ほど具合をみて、噛み合わせが悪い時は義歯を削って調整します。
![]()
すべての土台に緩みがなく、ほかにも問題箇所がないと判断できたら、しっかりとネジをしめます。
これで補綴は終了です。
![]()
インプラントは天然歯よりも歯槽膿漏にかかることは少ないのですが、最悪の場合にはインプラントが抜けてしまうことがないとも言えませんので自分の歯のときと同じように、毎食後にきちんと歯磨きをしてプラークコントロールする必要があります。
![]()
治療が終わった後は、まず1ヵ月後に定期健診があります。最初の1年はまだ骨が固まっていく過程なので、その後も6ヶ月ごとの定期健診でインプラントの清掃状態や歯茎の状態、噛み合わせの様子などのチェックを受けることが大切です。